歴史ロマンが漂う街・・・五智

私たちの施設がある上越市五智地区は、青い海と緑の杜に守られた歴史の薫り高い閑静な住宅地です。

 古来より越後の国の中心として栄えたこの地は、1200年程前に越後の国の国分寺が建立され、地名の由来となった五つの智徳を持つ五智如来が本尊として安置されています。
 また約800年前には、親鸞聖人が京都からこの地に配流になり、その信仰を広める中、越後七不思議を始め聖人にまつわる各種逸話や歴史文化を多く残されました。

 このような歴史ロマンが漂う街=五智=に昭和26年、当施設上越五智養護老人ホームの前身である「直江津町立養護院」が設立されました。
 以来、増改築・定員増や運営主体の変更等幾多の変遷を経て、平成11年10月現在地に移転新築されました。
 そして翌平成12年4月から「社会福祉法人えちご府中会」が管理運営を委託され、また平成18年4月からは指定管理者制度に移行し、引き続き入所者の皆さんの自立と社会的活動への積極的な参加のための各種サービスを提供しております。

上越五智養護老人ホーム 運営方針

施設運営方針

多年にわたり社会の発展に寄与しながら、老後の生活が安定しない高齢者の方々が、より健康で幸せな生活を送ることのできる施設づくりを目指し、その中で入所者一人ひとりの心穏やかな日々の実現を支援します。

施設運営の基本姿勢

入所者の人権を守り、毎日、明るく豊かに生きがいのある生活を送ることができるよう、入所者一人ひとりの身体的、精神的特性に応じた生活支援を推進します。
入所者が自立した日常生活を営み、社会的活動に参加するために必要な援助を行います。

入所者本位のサービスを

入所者本位のサービス提供を基本に、次のとおり目標を揚げ取り組んでおります。

  1. 生きがいのある生活の場としての環境づくり。
    (1) 健やかで心豊に暮らすための多彩なイベントを実施しております。
    (2) 共通の趣味・興味を通じて生きがいが見出せるようなクラブ活動を支援します。
    (3) 入所者互助会の育成・助長による仲間づくりに努めます。
  2. きめ細やかなサービス提供と自立の推進。
    (1) 身体的・精神的特性に応じた自立のための生活援助・指導及び栄養指導を行います。
    (2) 加齢に伴う生活能力の低下防止のためのリハビリを推進します。
  3. 地域の人達との交流を深め、共に支えあい地域社会の中で積極的な役割を担うための活動を行います。
  4. 利用者の個性とプライバシーを大切にした生活と人格を擁護するため、円滑な苦情処理体制を確立します。
  5. 開かれた施設づくりを目指した広域活動を積極的に行います。

施設概要

設置主体上越市
開設年月日昭和26年10月1日
運営主体社会福祉法人 えちご府中会
平成12年4月1日から受託経営
平成18年4月1日から指定管理者制度
所在地〒942-0081
新潟県上越市五智6丁目6-11
連絡先電話 025-543-2620
FAX 025-545-4375
建物構造鉄筋コンクリート2階建
敷地面積 17,821m2
建物面積 5,806m2
入所定員養護老人ホーム 150名 ショートステイ 5名
職員配置基準施設長、事務職、生活相談員(4人)、
栄養士、看護師(2人)、介護職(13人)
合計22人
入所対象者65歳以上の方で環境上及び経済的理由により居宅において養護を受けることが困難な方